引越し当日に出たごみの処分は、困ってしまいがちなポイントの一つです。しかし、正しい手順を踏めば、そこまで大きく心配する必要はありません。
そこで今回は、引っ越し当日に出てたごみの処分方法をご紹介します。
目次
ごみの種類によって異なる処分方法
- 可燃ごみ(生ごみなど)
・回収日に自治体のごみ集積場へ持ち込む。大抵は1週間に2〜3回指定日がある。 - 不燃ごみ(金属、ガラス、CD、刃物など)
・回収日に自治体のごみ集積場へ持ち込む。1カ月に数回か、隔週の自治体が多い。 - 資源ごみ
【紙類】種類ごとに分類してひもでしばる。荷造りに使ったダンボールは引越し業者が回収してくれる場合もある。見積もりの際に要確認。
【カン・ビン・ペットボトル】キャップとラベルをはずし、中を洗って回収日にごみ集積場へ持ち込む。不燃物や資源ごみとして扱っている自治体もある。
【発砲スチロール】きれいな状態なら資源ごみとして回収日にゴミ集積場へ持ち込む。汚れがある場合や再利用が難しいものは可燃ごみとして扱う。
【パソコン】パソコンメーカーの回収受付窓口、もしくは回収を専門的に行っている「一般社団法人パソコン3R推進協会」の窓口に持ち込む。 - 粗大ごみ(家具・家電・カーペット・ふとん・自転車・掃除機など)
・自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用する。
・引越し会社に処分を依頼する。
・該当する不用品回収業者へ依頼する。
・リサイクルショップやオークションサイトで売る。 - 有害ごみ
【電池類】家電量販店などの回収窓口に持ち込む。自治体によっては不燃ごみとして扱うこともある。
【蛍光灯・電球】指定日にごみ集積場へ持ち込む。袋には「有害」や「危険」と表記しておく。
当日出てしまうごみの処分方法
- 引越し先へ持っていく
引越し先へごみを持っていくことに抵抗がなければ、この方法が最も簡単な対処法です。引越し後、地域のごみ回収日に指定の場所へ持ち込みましょう。また、引越し後であれば、リサイクルショップの見積もりなどにも、時間をかけられるでしょう。 - 近所の人に頼む
腐敗の可能性がある生ごみだけは、引越しの荷物に紛れ込ませることはもちろんですが、引越し会社に処分を依頼することもできません。もし、ご近所と日ごろから付き合いがあり、良好な関係が築けているのであれば、当日残ってしまった生ごみだけ回収日に捨ててもらえるよう引越し前にお願いするのも一つの手です。 - 処理センターへ持ち込む
引越し先へも持っていけない、ご近所に頼むのも気が引ける。そのようなときは、地域によっては焼却場などの処理センターへ直接持ち込める場合もあります。 - 引越し会社が回収してくる場合もある
段取りの段階では想定していなかった粗大ごみなどが出る可能性もあります。そんなときは、粗大ごみが出ると分かった時点で、引越し会社に相談してみましょう。
一体どうやって処分すればいいの?引っ越しのごみ!まとめ
引越しは、予想以上にごみが出てしまうものです。まずは、自治体ごとのごみの処分方法を確認しておき、正しく処理ことがしましょう。